FRP自作応援サイト・FRP素材屋さんの日記

FRP素材を販売するFRP素材屋さんの日記です。【700件以上の主任施工経験がある岐阜県優秀施工技能士・1級FRP防水施工技能士】が 日々のお客様からの問い合わせに解答した記事約700件を集めています。 FRPを施工するお客様のお役に立てればと思います。 個人的な質問事項についてはこちらにご連絡ください。 mabuyonjyun@yahoo.co.jp 雑誌掲載依頼・メディアの方はこちらにご連絡ください。 mabo@frpsozai.com

FRPに関する質問事項をまとめたFRP素材屋さんの日記です。
樹脂の硬化や、トラブルなどをまとめてあります。
検索窓から検索したいワードを入れてみてください。

Q:ゲルコートをスプレーで吹きたいのですが、要領などを教えていただけないでしょうか?

A:FRP素材屋さん馬渕です。

いつもお世話になりありがとうございます。

ゲルコートは標準膜厚が重要になってきます。
この膜厚は0.3ー0.4mmになりますので、その値を狙ってガンで吹いてください。

ガンの口径は2.5mm程度
圧力4-5kg/cm2

吹付け基本データ

●吹付け距離 30-50cm
ガンは吹付けエアーがあります。そのため近すぎるとこのエアー圧によりさざなみがでてゲルコートが綺麗に着きません。
その場合は離して施工してください。
逆に近すぎるとミストとしてエアーが分散してしまい衛生的、経済的ではありません。

●吹付け膜圧 0.3mm-0.4mm
膜厚は0.3mm、0.4mmを狙ってください。
後から樹脂中のシンナーが含浸してしまう場合は、塗膜の厚みを厚くしてください。
1㎡あたり約0.5kgー0.7kgでこの値になります。


●一般口径  2.5mm
口径は2.5がゲルコート吹きでは一般的です。もちろん前後しても構いません。
 
●圧力    4-5kg/cm2
※状況に応じて変化します。 

●希釈率
希釈率は口径で左右されますが、通常10%以内で調整してください。
アセトンを入れすぎると物性が低下します。
スチレンを入れると硬化後ゲルコート内部にとどまり硬度がでますが、逆に靭性(曲げ強度)が落ちますので注意が必要です。
またアセトンを入れるほど硬化時間が遅くなっていく傾向が見られます。


自作FRPキットや補修セットまたFRP防水ドレンやオーバーフロー管などを販売しているFRP素材屋さん本店です。  


 

Q:型を作ったのですが、ビスで固定してある箇所があります。ここをパテ埋め等したいのですが、どのような手順が適していますでしょうか?


A:いつもお世話になりありがとうございます。
FRP素材屋さん馬渕です。
パテの処理についてはいくつかの方法がありますが、一般論として回答いたします。

1.凹面にパテをもります。この時、収縮分を見込んで厚めにもるようにしてください。硬化剤を混入したパテ
厳密に言えば収縮とともに入れすぎるとスアナがでますので、硬化剤は多すぎないことが推奨されます。
ただ、おそらくは工程スピードをあげていきたいと思われますので、硬化を早めて2回目以降に工程を分けることがベターかとおもいます。

2.盛ったパテを削り出します。
通常1,000番程度まで削ってコンパウンドの中目から細目で仕上げます。(場合によっては極細目まで) 

研磨するタイミングのベストタイムは、外部環境に大きく左右されますが、数時間後の固くなりすぎなく、かつきちんと削れるタイミングです。
削りやすくなり、作業性が上がります。 

FRP素材屋さん本店
http://frpsozai.com/

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Q:シリコーンゴムの硬化時間について
シリコーンゴムフレンズシリコンを購入しましたがどのくらいで硬化しますか?

A:温度や下地材の温度、含水率、湿度などにも影響されますので実は一概に言えないのです。
とはいえ目安としましては、硬化剤0.5%を添加した際に25℃で1時間というように設定してあります。

硬化剤0.5%というのは
シリコン樹脂1kgに対し5g
シリコン樹脂500gに対し2.5g
シリコン樹脂200gに対し1g
です。

お問い合わせ頂き、ありがとうございました。
どうぞよろしくお願い致します。

自作FRPキットや補修セットまたFRP防水ドレンやオーバーフロー管などを販売しているFRP素材屋さん本店です。  

 

Q:他店で購入した樹脂で申し訳ないのですが、樹脂の上の方が寒天状になっています。
FRP素材屋さんとしてはどう思われますか?

A:他店の商品なので一般論として回答します。

樹脂というものは賞味期限が存在する生物(なまもの)です。

そのため鮮度が重要になります。

しかしインターネットでは価格しかわかりませんよね。

私の知る限り、ほとんど問題がない優良店舗さんばかりですが、
そういったまずい商品を出している店舗さんは存在します。
個別店舗名をここで申し上げることはできませんが、
お客様から聞く限り実在することも事実です。

生物という意識がなければ、
どこで購入しても同じですが鮮度が実は大きくことなることに注意してください。
魚屋さんでは同じ名前の魚でも取扱い店によってその品質は大きく異なりますよね。

きちんとした在庫管理をおこなっている店舗さんであれば問題はないかと思います。
少なくとも受け取り後すぐ寒天状になっていたのであれば交換してもらえるような店舗さんから購入してください。

次回からは当店を是非ご利用くださいね。 

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Q:いつもお世話になりありがとうございます。
先日のアドバイスどおりに行ったらものすごくうまくいきました。
ありがとうございました。
追加で質問なのですが、
離型剤の乾燥工程はどのくらいの時間をおけばよいですか?

また他店で購入した樹脂で申し訳ないのですが、
表面にかんてんのような物が浮き上がってきており、
交換を申し出たところ仕様という風に回答されました。
馬渕さんはどう思われますか?
 
A:離型処理については複数回行うことが重要です。
ではこのインターバルをどの程度おいたらよいのでしょうか?

気温、湿度などに大きく左右されるのであくまで経験則による一般論として回答します。

夏季:3-4時間
春秋:4時間
冬期:4-5時間 

を目安にしてください。

大きく前後しますので、あくまで目安となります。

他店の商品なので一般論として回答します。
樹脂に関しては生物です。
そのため鮮度が重要になります。
しかしインターネットでは価格しかわかりませんよね。
私の知る限り、ほとんど問題がない店舗さんばかりですが、
そういった店舗は限られております。
個別店舗名をここで申し上げることはできませんが、
お客様から聞く限り実在することも事実です。

生物という意識がなければ、どこで購入しても同じですが鮮度が実は大きくことなることに注意してください。
魚屋さんでは同じ名前の魚でも取扱い店によってその品質は大きく異なります。

きちんとした鮮度管理をおこなっている店舗さんであれば問題はないかと思います。
少なくとも受け取り後すぐ寒天状になるのであれば交換してもらえるような店舗さんから購入してください。

次回からは当店を是非ご利用くださいね。 

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Q:お世話になります。

また、もう一つ教えてください。

頂いた離型ワックス(ボンリース)なのですが、

1、塗布&磨き上げてから乾燥→再塗布&磨き上げてから乾燥、、、の繰り返し、、、

なのか、

2、塗布&乾燥→磨き上げて再塗布&乾燥→磨き上げて再塗布&乾燥、、、の繰り返し、、、

なのかどちらがいいのでしょう?

ネットやFRPの指南書を漁ってるのですが乾燥をさせないといけないというのは理解できたのですが、どちらの方法もあるようなのでどちらがいいのかが分かりません。

ボンリースに限っては使った感じ1のように塗布後にすぐ に磨き上げると重たくて磨けないみたいなのですが、2のように乾燥後に磨くと楽に磨けます。。。



よろしくお願いします。


A:離型剤塗布において大事なことは以下の3点です。
1.完全に塗布されていること。
2.必要最低限の塗布量が均一にのっていること。
3.表面に離型材の余分な部分が残っていないこと。

といった部分です。

ですので過程はどうであれ以上の3点が満たされておれば問題ないという回答になります。

ではなぜその3点が重要かということを解説していきたいと思います。

1.完全に塗布されていること。
これは一番わかりやすく重要な案件です。
そのため複数工程に分けて塗布されるということになります。
抜けがあると型に食いつくからです。
凹 凸がある場合や、研磨した場合に於いては凹み面まで塗布されていることが重要です。

2.必要最低限の塗布量が均一に。
塗布量が多いと一見離型効果は高そうですが、
乾燥が不十分ですと離型効果により、ゲルコートを塗った際に弾いてしまうことがあります。
そのため後工程の均一性がでにくい可能性があります。
型に塗布するゲルコートが薄くなると次工程の樹脂中のスチレンにゲルコートが侵され、縮れ、リフティングなどが出るケースが多くなります。

3.余分な部分が残ってないこと。
あつぬりをして余分な部分が残っているとゲルコートにゴミが付着したり、デコボコができたりといった不具合がでます。

従いまして乾燥の順序は
どちらでも良いですが、以上の3点をきちんとクリアする必要があるという回答になります。

どうぞよろしくお願い致します。

FRP素材屋さん 馬渕 

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