Q:当方防水工事屋です。

お客さんの工務店がつくる下地がいつも雨にぬれて合板が波打っています。
このまま仕上げしても大丈夫なんでしょうか?


A:FRP素材屋さん馬渕です。

いつもお世話になりありがとうございます。

結論から言うとあまり良くないので、工務店さんに言って仕様を変えてもらったほうが良いです。
おそらく内装用の合板を使っていると推察されます。

合板には一般、タイプ2、タイプ1、特類などの耐水グレードがあり
それぞれの違いは合板を構成する接着剤の違いとなります。

単板は同じなのですが、これを接着する接着剤がそれぞれ
一般≒ユリア系接着剤
タイプ2≒ユリアメラミン系接着剤
タイプ1≒メラミン系接着剤
特類≒フェノール系接着剤

ということで接着剤の種類が違います。
このうちユリア系はイメージするところの木工ボンド、白ボンドとよばれるような接着剤でくっつけています。
この場合水でふやけますので、層間が剥離し、水が回り込んで板が波打ってしまいます。

もしこの状態で上からFRPをかけるとどうなるか。

というのが質問の主旨だと思います。

○想定される影響
1.表面が下地をひろって凹凸になる。
2.下地の含水が高い場合FRP防水層に浮きが出る。
3.下処理の際の研磨工程が必要になる。
4.下処理の際の乾燥工程が必要になる。

といったデメリットが出てくるものと思われます。

そのため工務店さんなり監督さんなりに伝えて合板の種類を変えてもらってください。

金額もそれほど大きくは変わらないので、メリットの方が多いと思います。


どうぞよろしくお願い致します。

FRP素材屋さん馬渕

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